ヨガをしたことはありますか？
わたしは数年前に、3か月間、週に1回のペースでヨガを習いに行っていたことがありました。
昔から身体はかたいのですが、ゆっくりとした時間の中で自分の身体と向き合い、頭の中が空っぽになる感覚が好きだなぁと、自宅でもヨガを続けていた時期があります。
妊婦さんでもできる、『マタニティヨガ』の存在を知ったのは、自分が妊娠してからでした。
興味はあったのですが、なかなか行くきっかけが掴めなかったところ、自分の体重増加のペースが平均よりもはやいことを産院で指摘されましてですね…（大汗）
「歩いた方がいいですか？」と聞いたところ、これから赤ちゃんもどんどん大きくなり、気温も高くなっていくので、脱水が心配だと言われました。そこで勧められたのが、マタニティヨガでした。
これはやるしかないな！！と思い、マタニティヨガの申し込みをしました。
自分の呼吸が浅くなっていたことに気づく
ヨガといえば呼吸ですよね。
わたしは元々、呼吸が浅い方だと思うのです。夫から、「寝ているときのカイちゃんの呼吸が浅すぎて心配になる」と何度言われたことか(笑)
腹式呼吸を意識するのですが、これがまた、全然吸えない(笑)
一息吸うだけで、身体が「ぴたっ」と、フリーズしてしまう感覚。
薄々気付いてはいたのです。出産時も、深く呼吸をして身体をリラックスさせることが大事だと言われていますよね。
寝るときに腹式呼吸を意識して、長く息を吸おうとしても、胸のところで止まってしまって、逆に息苦しくなってました。なので、知らないふりして放っておいたのです(笑)
実際にマタニティヨガをしてみて驚いたことですが、開始時には深く吸えなかった息が、呼吸を意識して次々ポーズを取っていくと、だんだん長く息が吸えるようになっていったんですね。
気持ち良かったです。すうっとお腹が膨らんで、新鮮な空気が身体の中に取り込まれていく感じ。そして、淀んでいたものが外に、ふうっと吐き出されていく。
人間の身体の中も、換気しなくちゃだめだよね。
ベビちゃんのためにも、体内の空気循環をこれからも意識します。
頭の中が空っぽになった
呼吸やポーズに集中していると、自然と頭の中の雑念が消えて、クリアになっていく感覚があります。
仕事も辞めてほとんどストレスもないような状態ですが、人間なので一応いろいろ考えることはあるし、悩みだってあるのです(主に体重のこととか、体重とか、体重とか）。
何かに集中しているときって、嫌なことや、ネガティブな考えが、そのときだけは頭の中からいなくなりますよね。だからって、心配事が綺麗さっぱり解決するわけではないんだけど、一度なくなるだけでも、ちょっと気分がリセットされたような気持ちになります。
ヨガもそんな感覚に近いです。
いろいろな情報が溢れている社会なので、頭の中を一度空っぽにする時間も必要なのかもしれません。
自分が『無』になる感覚が、たまらなく気持ち良いのです。
自分と向き合う時間になる
ヨガをしていると、自分の身体と対話しているような気持ちになりました。
「こんなに呼吸が浅くなっていたんだ」
「ここを伸ばすと気持ち良いなぁ」
「思いのほか、いっぱい考え事してたのかも」
身体の中の空気を循環させ、頭の中が空っぽになると、すっきりしました。
自分の身体や心とじっくり向き合う時間って、なかなか取れないですよね。
ヨガをしている時間は、まさに『対自分』。
産後はゆっくりできる時間もなくなっていくと思うので、今、のんびり自分と向き合える時間を大切にしていきたいです。
自宅でも続けています
運動という意味で、自宅でもマタニティヨガを続けていますが、ただただ心地よいので、好きでやっているところもあります。
参考にしている動画はこちら。
B-lifeさんの動画は、妊娠前からお世話になっています。次のポーズにいくまでの時間が、わたしのペースと合っているのです。
動画を見ながら自宅でもできますが、また実際に教室にも行きたいなぁと思っています。
やはり一応妊婦なので、間違った動きをしていたら心配です。実際に先生に見てもらって、ポーズを正してもらうのも必要かなと。
あとは、ヨガ教室でするヨガが好き、というのもあります。
終わりに近づいてくると、だんだんと教室の明かりが暗くなるのですが、身体全体の力をふうっと抜いて、目を閉じてぼうっとする時間が、至福なのです。
なんか、散らばってたものが、ひゅうっと体の中心に集まって、自分が戻って整っていく感じ。ふわふわしてて、すご～く心地よい。
この感覚は、なかなか自宅では味わえないので、教室に行って感じたいと思います。
ヨガ中は、ベビちゃんの胎動も感じられました。ベビちゃんにとっても、リラックスできる時間になってたらいいな。
足のむくみや腰痛、便秘など…。これからもっとマイナートラブルも増えていくと思うので、その改善のためにも続けていきます。
でも無理のない範囲で。残りの妊婦生活を楽しみます。
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