こんにちは。
わたしは2020年から『5年日記』を書いているのですが、書き始めてから今年で4年目となりました。
日記帳1ページに、5年分の日記を書くことができます(例えば、5年分の7月15日の日記が、1ページになっています)。今年は、3年分の日記を毎日振り返りながら書いている、ということですね。
5年日記を書きながら、「そういえば、1年前のちょうどこの頃、フォトウェディングしたな~」と思い出し、もうあれから1年経ったのか!と、懐かしくなりました。
とても楽しい思い出として記憶に残っているので、今回はフォトウェディングについて、振り返ってみたいと思います。
結婚式ではなく、フォト婚を選んだ理由
元々、「結婚式を挙げたい!!」という、強い思いがなかったからです。できるなら、やりたくない派でした。幸い、夫も同じような意見だったので、良かったなぁと思います。
親族に向けてのご挨拶、という意味では、とても良い場だと思うのですが…。
親戚とはほぼ疎遠になっているし、人付き合いも嫌いだし。これだけは、コロナ禍でちょうどよかった!と思う部分です。
目立つこと、緊張することが苦手なので、自分の性格的には結婚式は向いてないんだろうなぁと思っていました。
でも!
ウェディングドレスは着てみたかったのです…!!
幼少期は魔法少女系のアニメが好きで、普段着から「特別な衣装」に変身する姿に、憧れがあったんですよね。ウェディングドレスを着たい、という気持ちは、おそらくここからきていると思います(笑)
容姿に自信があるわけではないけれど、生きていたら1日1日、昨日の自分よりは老いていくわけなので。少しでも若い状態で、自分の姿、そして今の夫婦の姿を、写真に残しておくのは、良いのかもしれないなと、思ったわけです。
まぁ結局、ウェディングドレスを着てみたい!という欲求のもと、フォト婚の準備を始めることになりました。
ちなみに夫は、最初はそんなに乗り気ではなかったように思います。フォト婚といってもお金がかかるので、その部分で渋っていたような気がします。でもそこは、ふたりで話し合って(わたしが「やりたい!」と主張して)、夫もOKしてくれた、ような…?(笑)
フォト婚当日までの流れ
初回相談
事前に、フォト婚ができる式場をネットで調べたのですが、情報が多すぎると混乱し、面倒くさくなってしまう性格で(笑)
友達がフォト婚をした式場に、まずは話を聞きに行くことにしました。
初回相談は無料で、事前予約をしました。このときは、夫は仕事だったので、頼りないけれどわたしひとりで。
話を聞くと、「なんか良さそ~」と思ったので、帰って夫と話し合い、「ここでいっか!」と、決めました。目的はウェディングドレスを着られたらいいので(笑)
ちなみに、フォト婚予定日から、約3ヶ月前ぐらいの時期に、初回相談に行きました。
希望日にフォト婚ができるか不安だったのですが、予約が詰まっているという状況でもなかったので、初回相談後、無事に希望日に予約することができました!
衣装合わせ(打ち合わせ)
フォト婚予定日から、約1か月前ぐらいの時期でした。
夫と、わたしの母も一緒に、3人で行きました。
わたしは、洋装も和装もできるプランを選んだのですが、洋装、和装、それぞれ試着制限がありました。そのため、衣装合わせまでに、式場のサイトを見ながら、試着したいドレスを事前に選んでおきました。
念願のドレスをはじめ、アクセサリーやティアラなども、いろいろ組み合わせていきます。夢のような空間で、とても楽しかった…!!
試着時の様子など、自由に撮影しても良かったので、夫と母が写真を撮ってくれました。
もちろん、夫も衣装の試着をしたので、そのときの様子もばっちり撮影しました。タキシードの試着は、実際にタキシードシャツを着るのではなく、襟元だけ別になっているものが用意されていて、薄着の下着に襟元だけかしこまっている、という姿が、滑稽で可愛らしかったです(笑)
どの衣装にするかについては、あらかじめ選択肢を絞っていたこともあり、試着してみたらわりとすぐに決められたように思います。
試着を終えたあとは、打ち合わせです。主に、お金についてですね。大事なところです。
あとは、当日自分たちで用意するものの説明などがありました。
当日までに分からないことがある場合は、問い合わせフォームを通じて、式場の方とやり取りができたので良かったです。
フォト婚当日
初回相談、衣装合わせを終えて、本番を迎えました。
当日は、洋装と和装で、それぞれしてほしい髪型を事前に調べて、写真を準備しておきました。
美容師さんがとても気さくで話しやすい方で、準備中も、終始リラックスして楽しく過ごせたなぁと思います。誰かにお願いしてやってもらうメイクには、ちょっとしたトラウマがあったのですが…(笑)さすがプロの方です!!可愛く仕上げていただき、気分は最高潮になりました。
最初に和装、その次に洋装という順番で撮影をしました。
夫の両親と弟が、県外から駆けつけてくださいました。わたしの母も来てくれました。
カメラマンの方の邪魔にならなければ、自由に撮影OKだったので、和気あいあいとした撮影会になって楽しかったです。
当日は、確か3つまでは小道具が持ち込みOKで、わたしたちはリングピローを持っていきました。
「婚約指輪はいらない」と言ってもらわなかったので、結婚指輪は相当時間をかけて、じっくり、お気に入りのものを選ばせてもらったのです。大好きな結婚指輪も、綺麗に写真に残せて良かったなぁ。
撮影ポーズについては、基本的にカメラマンの方が主導で、指示をくれました。
言われるがままに動くわたしたち。
最初は緊張して顔もひきつっていたのですが、お互いの顔を見つめ合う写真を撮るときに、夫の顔をよく見てみると、ちょろっとそり残したひげが1本残っていて、それを見たら可愛くて笑いが止まらなくなり、力が抜けました(笑)
結婚式は挙げませんでしたが、母と一緒にバージンロードを歩く写真や、指輪交換やベールアップ、もちろん両家含めた家族写真など…。いろんな定番写真も撮影していただき、大満足でした。
フォト婚にかかった費用
フォトウェディング代(予約金含む):165,000円
美容室:4,950円
理容室(ブライダルシェービング):14,500円
当日の持参物(タキシードシャツ、フレアパンツ):2,109円
写真現像代、フォトアルバム:3,500円
合計:190,059円
大体の計算ですが、フォト婚までの準備も含めて、20万以内の出費となりました。
フォト婚代については、衣装の数やコースで値段が決められています。コース内で指定されているドレスを選んだら、もっと費用を抑えられたと思いますが、ウェディングドレスだけは後悔したくなかったので、課金させていただきました(笑)
その他の小物(ベールやアクセサリーなど)も、課金すれば、好きなものが選べるシステムです。確か、ドレス以外はコースで指定されているもので気に入るアイテムがあり、そこまでお金はかからなかったような…記憶です。
ウェディングドレスの下に着るフレアパンツや、夫のタキシードシャツなど、自分たちで用意するもので、足りないものは買い足しました。クーポンを使えるお店に行ったので、定価よりは安くゲットできたと思います。和装については、成人式で振袖を着たときの小物が一式揃っていたので、ラッキーでした。
しばらく髪の毛を整えていなかったので、事前に美容室にも行きました。フォト婚当日にやりたい髪型を見せて、「このヘアスタイルができるぐらいの量と長さでお願いします」と言ったら、思いのほか量が必要なヘアアレンジだったようで、本当に整えてもらうレベルのカットで終わってしまいました。きちんと写真を用意して行ったのは正解でしたが、カットは必要なかったかも…と、振り返って思います。
やってみてよかったのは、ブライダルシェービングです!
せっかく写真に残るので、綺麗な姿を残したくてですね…。じっくり時間をかけてシェービングをしてくださり、マッサージをしながらアフタートリートメントやスキンケアも…。最高にリラックスできた時間でした。今思い出しても、心地の良い空間だったな…とうっとり。自分を労わる時間って、こんなにも幸福なのね、と思いました。
課金をすれば、気に入った写真を素敵なデザインのフォトアルバムにしてもらうこともできたのですが、それはしませんでした。
撮影した写真は、カメラマンの方が選んだ150枚をデータでもらうことができるので(そういうコースでした)、フォト婚当日、来られなかった祖母のために、自分たちで用意したフォトアルバムいっぱいに、現像した写真を入れて、プレゼントしました。喜んでくれて良かったです。
自宅用にも数枚写真を現像し、夫の友人から結婚祝いでいただいたフォトスタンドに写真を入れて、リビングに飾っています。
フォト婚、やってよかった!
結果的に、わたしはフォト婚をして良かったなぁと、振り返ってみて思います。
ドレスを選ぶ際に試着制限があったり、良いアイテムを選ぶためには課金が必要だったりもしましたが、当初のウェディングドレスを着たい!!という夢は叶えられたので、個人的には大満足でした。ドレスだけは課金したので(笑)
あとは、冒頭で「目立つこと、緊張することが嫌」だと、自分について書きましたが、自分が主役になる空間も、案外悪くないな、と思いました。
自分のために化粧・衣装直しをしてくれる人がいたり、わたしたちのためにカメラを向けてくれる人がいたり。
結婚式ほど形式ばっていないので、お互いの両親が自由に動き回って撮影をしていたし、個人撮影のときはおしゃべりもできたり。あまり緊張感なく、少人数で、和気あいあいとした雰囲気だったからこそ、そう感じられたのかもしれません。
フォト婚に向けて、美容室に行ったり、ブライダルシェービングに行ったり、自分のために使う時間によって、自己肯定感が上がっていく感覚も経験できました。
うん、楽しかった。楽しかったなぁ。
念願のドレスが着られて、髪の毛も、メイクも綺麗に仕上げていただき、幼稚な表現ですが、本当にお姫様に変身してくような感じ…。幸せだったなぁと思います。魔法のような時間でした。
フォト婚に付き合ってくれた夫氏、平日なのに、集まってくださった両家の家族。式場のスタッフの方々…。改めて、ありがとうございました。
後悔があるとするなら…
もうちょっと、身体を絞るべきでした!!!!
いや、もうちょっとっていうか、もっと厳しく、絞るべきでしたよね…(笑)
フォト婚の予定が決まり、「綺麗な姿を写真に残すぞ!!」と、ダイエットや筋トレに励もうとは思っていましたが、決意だけで終わったような気がします。残念。
衣装合わせのとき、夫がわざわざ、わたしの二の腕をアップにした写真を撮ったり…。
フォト婚当日、夫のちょろひげに大笑いしたときのわたしの顔が、二重あごになっていたり…。
夫は、フォト婚について振り返るときは、「楽しかったね」「カイちゃん綺麗だったね」といった感想の前に、必ずわたしの二重あごの真似をして、からかってきます。むしろ、それしか感想ないです、多分。もう、わたしも笑うしかないので、もはや我が家のネタになってます。くそう…。
今後は子どもを中心とした記念日の撮影の機会が増えていくと思いますが、そのときは気合入れて、二重あごだけにはならないように、お澄ましな笑顔を浮かべる練習をしておきたいですね。はい。
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